書籍「読んだら忘れない読書術」から得た「アウトプット」の重要性
最近、ベストセラーとなっている精神科医 樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」を読みました。
通勤時間を読書に充てる人も多いと思いますが、私もその一人です。
この本は発売前から楽しみにしていました。読んでみると案の定たくさんの気づきが得られたのでお勧めしたいと思います。
この本、まずはそのタイトルから惹かれました。
誰しも、本の内容は読んだら忘れたくない!ですからね。
でも何日も時間を置くと、意外と本の内容を覚えていない人も多いのではないでしょうか。
この本には、意識していないと案外忘れてしまう本の内容をいかに覚えておくかという方法が書いてあります。
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インプットしたものをアウトプットする
この本を読んでいて気づいたのは、インプットしたものはアウトプットする事で定着するという事です。
著者によると、1週間に3回アウトプットすると記憶される~これを「三度目の正直読書術」として推薦しています。
アウトプットの方法としては、一番簡単な、「人に話す」という事意外に、ブログやフェイスブックに投稿するなども有効だと思います。
私も、最近は過去に読んだ本を思い出す意味で、このブログに自分なりのアウトプットをしています。内容が反芻されるのでブログに書くのはお勧めです。
その他、この本の中で(以下本の抜粋です)
・ネット情報はいわば「デパ地下の試食である」(→ネットだけでは満腹にならないので読書は大事)
・本を読む人と読まない人の決定的な違いは、「文章力」があるかどうかにあらわれる
・わからない事は本を読めば、解決方法が書いてあるのでストレスが緩和され「悩み事」でクヨクヨする事から解放される。なので心配事があれば、その対処法について書かれた本を買ってきて読めばいい。
・運命の一冊と出会うことができれば自分の人生は大きく変わる
・年収が高い人ほど本の月額購入費が多く、年収が低い人ほど月額購入費が少ない。
・成功している経営者のほとんどが、「読書家」である
・「アウトプット」と「スキマ時間」を意識せよ
・最初に目的地を大体把握しておく
・面白そうと思って本を買ったら、すぐに読むこと
・読書は「たくさん読む」よりも「何を読むか」のほうが、10倍重要
via:「読んだら忘れない読書術」
といった箇所になるほどと思いました。
その他、著者:樺沢紫苑さんのお勧めする本や、電子書籍のメリットなど、1000円ちょっとで買える本としてはとってもお買い得だと思います。
問答無用で、お勧めです。
「なりたい人」の本を読む
樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」の中にもありますが、「なりたい人」の本を読む事は、最近自分でも実践しています。
特に今は、キュレーターという言葉があるように、自分の好きな情報発信者をフォローしていく事が、自己成長のための近道になっています。
ニューズピックスなどの「キュレーションメディア」が流行しているのも、このような自分が参考にできるキュレーターをフォローする仕組みが、うけていると感じます。
読書の良さは、他人や歴史に学ぶ事ができる事だと思います。
今後も、「ああなりたいな」と思う人を見つけて、その人が発信する情報をインプットしアウトプットしていきたいと思います。
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