パニック障害の天気・気温・時間帯・季節による好不調
自分の場合、パニック障害を発症したのは半年前の12月でした。
そのころから比べると今では、このブログでご紹介しているように様々な克服方法を知り、比べ物にならないほど回復しています。
この半年間で、季節が冬・春・初夏と変わり、自分の体調も少なからずその影響を受けていたと感じます。
基本的に天気が良くて暖かい日は体調が良かったです。
そして、夕方から調子が悪くなる事が多く有りました。
自分がどんな時に不調になりやすいか、不安になりやすいか、発作が起こりやすいかという事を一行日記に記録しておき、主治医に相談するようにしていました。
これは、専門的には「認知療法」という事を、主治医から教えてもらいました。
認知療法は、自律訓練法、曝露療法と並んで、パニック障害を克服するための有名な方法です。(自分が行った認知療法・自律訓練法については別の機会にご紹介します)
症状が悪くなりそうな時は無理をして予定を入れなかったり、目に見えるストレスを避けるようにしたり、発作が起こりそうな時に常備している①あったかいお茶、②のど飴、③薬という3つのお守りを多めに持っておいたりと、いざ発作が起こっても安心できるような準備を心がけました。
自分の場合は結果として薬をデパスからロラゼパム(ベンゾジアゼピン系の抗不安薬)に変えてもらう事で良くなっていったのですが、ここではその効果とは別に季節や時間などの傾向をまとめてみました。
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・天気による症状悪化
パニック障害発症から続けている日記を見返すと気づくのですが、曇りや雨の日・雪の日は調子が悪かったです。
これは体の中ではうつ病との関連も指摘されているセロトニンが減っていた事が原因なのではないかと思います。
セロトニンは太陽の光を浴びる事で分泌される脳内物質といわれています。パニック障害の治療の際もこのセロトニンを上手く出す方法は有効です。
・気温による症状悪化
冬の寒い時期は、調子が良くなかったです。特に風の強い日は胸(心臓)への不安がつよく、なるべく厚着をして過ごすようにしていました。
特に寒い北風は堪えました。心理的な部分も大きいと思いますが、心臓の症状(自律神経症状による不整脈や胸痛)が不安を招くという、パニック障害の典型的悪循環を招いていたと感じています。
・時間帯による悪化
朝~昼は調子が夕方になると調子が悪化するという事が良くありました。これも「自律神経失調症の典型的な症状」と主治医に言われました。
夕方になると交感神経が副交感神経に切り替わるのですが、その切り替えが上手くいっていない事が一つの原因になっていたようです。
また仕事で人と会ったりする事でストレスが蓄積してくる事が理由としてあるようです。
・不定愁訴が無くなったきっかけは薬の変化
このように、季節・気温・時間帯によりパニック障害や自律神経の症状は変化するようです。
ただ、基本的に調子が悪い日が多いと感じるのではあれば上記のような変えられない要因を考えるより、別の部分を改善する事により症状が改善する場合があります。
自分の場合はなんとなく調子の悪い状態が続いた末に、心療内科の薬を変更してもらう事にしました。変更後の薬が自分の症状に非常に良く有っていたようで、劇的に症状が改善しました。
気になる症状は、無理をせず先生に相談してみる事を、お勧めします。
part⑪へつづく
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