仕事でバイオリズムが悪い時の対処法


先日サイバーエージェントの藤田晋さんと、麻雀の裏プロとして20年か無敗「雀鬼」の異名をとる桜井章一さんの共著:「運を支配する」を読みました。

ビジネスの世界で活躍する藤田さんは、実は学生の頃にこの桜井章一さんが運営している麻雀道場:「雀鬼会」に所属していた事があるそうです

また藤田さんは2014年に行われた、麻雀界の日本一を決める権威ある大会「麻雀最強戦2014」に出場し、並み居るトッププロを相手に優勝したそうです。

そんな藤田さんは、麻雀とビジネスは、以下のような共通点があると
この本の中で述べています。

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①どんな牌が配られるかわからない「不平等」なところからスタートする
②一定のルールにのっとり、配られた牌をもとに、いかに人より早く大きく上がれるかの「相対的な競争」になる。

③局の進行、相手との展望差など刻一刻と状況が激しく変化する中で、冷静で素早い「状況判断力」が問われる

④4人に1人しか上がれないため、大半の時間は「忍耐力」を要する。

via:「運を支配する

麻雀は将棋などと比べるとアンダーグラウンドな遊びに思われています
しかし、実際にやってみると人間性が出るとても奥深いゲーム性を持っています。
(面白すぎて中毒になってしまう人も多いようですが)

日々の仕事も、さまざまな局面で人間性が出るので
自分は麻雀と仕事はよく似ている、と思っています。

負けのほとんどは自滅

この「運を支配する」の中で、桜井さんが「負けの99%が自滅」と書いています。

たしかに、麻雀で落ち目の人がずるずると脱落する様を見ていると、「ああ、自滅してるな」と思う事が多くあります。

「負けのほとんどは自滅」、この事は麻雀に限らず、スポーツやビジネスにも通じるところがあるのではないかと思っています

劣勢の状況下で、無理やり取り負け分を取り返そうとしたり焦ったりする事で、より傷口を大きく広げてしまうときです。

仕事をしていると上手くいかない思う事が山ほどありますが、そんな時自分は決まって自分に言い聞かせている事があります。

それは「調子の悪いときこそ、本手を打つ」という事です

「本手」とは将棋や麻雀で使われる言葉なので、聞きなれない方も多いかと思いますが、しい手(正着)を打つという事です。

正しい手(正着)とは何でしょうか。

自分が考える正しい手(正着)とは、「無理をしない」ということです。

日々の仕事に置き換えると、体調が優れないときには無理して残業をしない、だとか、受注が取れないからといって無理やり相手先に訪問しないとか、いろいろあると思います。

このような、「悪い手」「無理仕掛け」をしない事が、いずれ訪れる復調を呼び込むコツではないかと思うのです

日々の生活習慣を整えるのが一番

それでは、コンスタントに悪い手を打たないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

自分が大事にしているのは感情のコントロールです

感情が逆立っている時には冷静な時には考えられないような無理をする事が有ります。

感情をコントロールするのはやはり基本ですが、日々の生活習慣を整えておく事ではないかと思います

どんな世界でも一流と呼ばれる人は、決まって日々の生活リズムの重要性を訴えています。

仕事を上手くいかせるために、日々の生活習慣を整えておくというのが、無理をして自滅しないための一番大事な事だと感じています。

このように仕事の中で調子が出ない時は、あせらず、淡々と目の前の仕事をこなしていくことをお勧めします。

○リラックスタイムにオススメ○



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