WEBディレクターなら知っておきたい WEBサイト制作業務委託契約に明記しておくべき事


普段、webのディレクションに従事している関係で、このブログでは日々の私の仕事を通しwebディレクションの各種ティップスを紹介していきます。

(非プログラマなので、コーディングについては提携している制作会社さんにお任せしています)

今日は、営業/ディレクション会社がデザイナー及びプログラマーに業務委託する際の契約書に明記しておくべきポイントを紹介したいと思います。

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お互いのリスクヘッジが出来るようにしておく

業務委託契約の際にディレクター、デザイナー及びプログラマーが注意しておくべきポイントは以下の項目です。

①制作・運用・保守の体制について
web制作のワークフローの中で誰がどこまでの業務を行うのかを確認しておく必要があります。

自分の場合はクライアントとのヒアリングやり取りから、webの仕様書・サイトマップ・ワイヤーフレーム・テキスト原稿・画像等を揃えて、デザイナー・プログラマー側に提供しコーディングを依頼します。

デザイナー・プログラマー側でデザイン、レイアウト、画像データ、HTML及びスクリプトなどを組み合わせてページを作成してもらいます。

 

②知的所有権について
デザイナー・プログラマー側の売り物である画像データ、HTML及びスクリプトなどの制作物の所有権は基本的にはデザイナー・プログラマーのものとなります

ただし、ディレクター側がビジネス展開を図る際に、デザイナー・プログラマー側に不足の事態が発生した場合はディレクターのほうで制作物の改変が可能である事を明記しておく事が、ディレクター側のリスクヘッジとしては重要な項目となります。

 

③制作料金について
納品及び支払い条件には、一括払い、分割払い など各種ケースがあります。

 

④制作物の返品・再作成について
デザイナー・プログラマーによる制作物のクオリティ保全のため、ディレクター側が返品・再作成が可能である事を明記しておく必要があります。

 

⑤その他禁止事項について
その他、プライバシーや財産の侵害に当たる行為などを銘記しておく必要があります。

 

まとめ:ディレクター・デザイナー・プログラマーの良好なチーム体制を

基本的にウェブ制作は営業/ディレクション(ディレクター)、デザイン、プログラミングのすべてを一人で出来るというケースとチームでやるケースと半々です

自分の場合はノンコーダーのため、営業/ディレクションをしてデザイナー・プログラマーにとって働きやすいチームを作っていくのが仕事です。

webがコモディティ化し制作料金が下落傾向にある中で、アプリ開発など高度なプログラミングスキルの重要性・市場価値は高まっています

自分は今後とも、建築家や工務店様にプログラムの意味や機能を噛み砕いて説明する事で、Web技術の価値が上がるような舵取りを心がけていきたいと思います。

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