パン作りの疑問を解消すると、作ることがもっとおもしろくなる。
パン作りにはまってから、早3ヶ月。
毎日の生活の中に、パンを焼く時間を自然に組み込むようになり、我が家は毎日夕方、パンが焼けるいい匂いに包まれています。
子供たちも「お母さん、パンつくりがんばって!」
と、傍で応援してくれるので、もう、パン作りへの情熱はみなぎるばかり。
もっとおいしいパンがたくさん作れるようになりたい!と日々勉強しています。
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ところで、パンを作っていると、「なぜ?」と思うこと、ないですか?
「どうしてこの作業が必要なんだろう。」
「なんでレシピ通りにやっているのに、うまくいかないの?」
とか。
ふと「どうしてだろう?」と思うことは、みんな一度はあるのではないでしょうか。
でも、ほとんどのレシピ本に、答えは載っていませんよね。
パン作り基本の事は載っていても、細かくは書いてありません。
独学でパン作りを始めた私は、まわりに聞く人がいなかったので、ネットで調べたり、本屋で立ち読みしてみたり。。
求めている答えに辿りつかずに、悩むこともありました。
そんな時、出会った本が、
『パン作りに疑問に答える パン「こつ」の科学』(吉野精一)
本の題名に、「科学」と書いてあるので、難しく思うかもしれませんが、
難しい科学反応式やデータは、擬人化したイラストでわかりやすくかいてあるので
文系の私でも、スイスイ読むことができました。
少し内容をご紹介すると、、、、
○ぬり卵をするとパンが艶よく焼き上がるのはなぜですか?
○成形したバゲットやバタールの表面に重なるように切り目をいれるのはなぜですか?
○発酵と腐敗はどう違うのですか?
○パン生地には牛乳ではなく脱脂粉乳を加えることが多いのはなぜですか?
○パン作りにおけるバターなど油脂類の役割は何ですか?
○バターを使ったパンとショートニングを使ったパンは焼き上がりにどんな違いがありますか?
などなど。
パン作りの疑問の答えとコツがたくさん載っています。
いつも何気なくやっていた作業がこんな意味があるんだ~と驚いたり、なるほど、と思ったり。
この本を読んで、またひとつ勉強になりました。
ただレシピ通り、パンをつくるのと、「どうしてこの作業が必要なのか。」といったことを
知ってパン作りをするのとでは、きっと違う。
パン作りは本当に奥深い。作るのが一層楽しくなりますよ。
では、今日もお読みいただきありがとうございました。
◯パンづくりの参考にしている本◯
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