働き方が劇的に変わる! クラウドソーシングのビジネスモデル解説(特徴・メリット・デメリット)
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インターネットに詳しい方なら、「クラウドソーシング」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
近年新しく出てきた、業務のアウトソーシングを多数の在宅ワーカーが登録しているネットを活用して行う方法です。
日本でクラウドソーシングサービスを展開しているのは、大手ではクラウドワークスとランサーズの2強といわれています。
自分の会社の業務も、このクラウドソーシングに助けられている部分が多いです。(自分はクラウドワークスのほうを使っています。)
結論から言うと、このクラウドソーシングの仕組みはめちゃくちゃ便利です。
仕事の効率を劇的に変えて、働き方まで変わるクラウドソーシングについて、今日はその特徴・メリット・デメリットを紹介します。
・クラウドソーシングのビジネスモデル 特徴・流れ
クラウドソーシングを言葉で説明すると「在宅ワーカーと企業を結びつける仕事のマッチングサイト」という事になります。
クラウドソーシングのビジネスモデル
基本的に仕事成約時のシステム利用料(通常10~20%程度)で、サイトが運営されています。
クラウドソーシングの仕事の流れは以下のようになっています。
①まず始めに企業は、希望の条件などを記入した『案件』を立ち上げ、在宅ワーカーを募ります。
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②在宅ワーカーは、採用されやすいように自分のスキル等のプロフィールを登録しておきます。
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③企業と在宅ワーカーの間で、メッセージ交換などを行い、金額・納期・内容などの条件のすりあわせを行います。
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④条件が折り合ったら契約します。
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⑤企業はサイトに『仮払い』という形で作業費を振り込みます。※契約が途中終了してしまった場合の企業側のリスクを保全する為に、仮払金は納品後、企業側が検収した時点で在宅ワーカー側に支払われます。
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⑥作業が終了したら、仮払金が在宅ワーカーに支払われます。このときに案件の金額に応じたシステム利用料がサイト側に支払われます。
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⑦企業、在宅ワーカー双方がお互いの仕事について評価を記入し、仕事が終了します。
・クラウドソーシングのメリット① 早い
クラウドソーシングの仕事で特筆すべきは、①~④までの契約までの流れが、お互い顔を合わせた事のない人でも当たり前に行われ、そのスピード感が圧倒的に早いという事です。
旧来のように履歴書を見て、面接をしてといったプロセスがないので、アウトソーシングしたい仕事が発生してからわずか数十分で仕事を開始する事が可能です。
これにより、社内の業務スピードも飛躍的にアップします。
300時間あった私の残業が圧倒的に少なくなったのも、クラウドソーシングの活用を社内提案して実施した事がキーポイントになりました。
・クラウドソーシングのメリット② 仕事の単価が安い
クラウドソーシングは、基本的には買い手市場です。
それでもワーカーの側は、「在宅で出来る」という唯一無二のメリットがあるため、アルバイトより安い単価の仕事もかなりの数あります。
それでも、アルバイトに外にいけないような子育て中の奥さん等にとっては非常にありがたい仕組みとして利用されているようです。
・クラウドソーシングのメリット③ 仕事を細切れに、同時並行に出来る
クラウドソーシングのメリットとして、早い、安い、と並んで仕事を同時並行に出来るという特徴があります。
これにより、全体のプロジェクトの終了までの時間が大幅に短縮できます。
・逆にデメリット 相手がどんな人か見えづらい
仕事の相手と会わずに進めることが多いので、どんなスキルを持っているのか、どんな人なのかが分からないというのが最大のデメリットです。
したがって、社内機密の重要な仕事や社内のコアコンピタンスを担う仕事にはクラウドソーシングは向いていません。
あくまで、誰でも出来る作業が中心です。あとはウェブ制作、デザイン系の仕事も多いです。
ただ、相手が見えないデメリットを差し引いても、クラウドソーシングはメリットのほうが勝っています。
企業は断然、活用すべき仕組みです。
在宅の仕事スタイルも変えてしまったクラウドソーシングは、近年でも1、2を争う衝撃的なイノベーションではないか、と感じています。
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