パニック障害はあせらず、ゆっくり直していきましょう
パニック障害の克服過程では、良い時と悪い時があります。
あせらず、ゆっくり直していきましょう。
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・ブラックボックスを開く
パニック障害にかかると、『パニック障害』と医者の診断が下っても、何か重大な病気になっていると思ってしまう、不安が拭い去れない事が、パニック障害の直りを遅らせる原因になってしまいます。
自分はこの不安が拭い去れない状態を、身体症状の『ブラックボックス化』と位置づけて治療を開始しました。このブラックボックスを患者さん自身が開いて、開き続ける事が一番大事です。
・自分の健康を信じる
主治医の告げた病名「パニック障害」という診断を信じる事。
健康である事が信じられるように、人間ドッグや精密検査をして、重大な病気が潜んでいない事を確認しましょう。
パニック障害は自律神経の症状であり、命を脅かすものではないという事を信じて下さい。
自分の不調ではなく、自分の健康を信じる事が大事です。
・主治医との『克服同盟』
そして「パニック障害」という事実が受け入れられたら、主治医にもらった薬は効くと思って飲みましょう。
薬を飲みながら生活し、何でも主治医に相談しましょう。
主治医との『パニック障害克服”同盟”』を結んでいくことが大事です。
・断定的な表現はやめてみましょう
「○○すべき」だとか、「○○でなくてはならない」とか、断定的な表現は忘れましょう。
誰かを嫌いになったり、誰かの悪口を言うのもやめましょう。
辛ければ、一度立ち止まって休んでも良いんです。
・辛かったら、休んでもいい。あせらず、ゆっくり
パニック障害の症状は、とてもつらいです。
それまで普通に出来ていた事が出来なくなるかもしれません。
でも、もしもつらかったら、頑張っていた事をやめてしまいましょう。
すこし、緊張の糸をゆるめてみましょう。
パニック障害は克服できる病気です。
自分の場合も、身体症状のブラックボックスを開け続け、薬を頼りながら一進一退で回復しています。(治療は現在進行中です)
いまだに調子が悪い日もあります。
でも、きっといつか克服できると思って治療にあたっています。
今は、パニック障害の事を考えるよりも、熱中できる事や趣味の時間、家族との時間を大切にしています。
常に楽しい事を考えて、辛い日は無理をしないようにしています。
会社員だと、会社の上司や同僚には病気の事は言いづらいかもしれません。
そんな時は親友や、家族、主治医に伝えましょう。
辛いときは無理せず、言葉に出してみましょう。
あせらず、ゆっくり直していきましょう。
part⑫へつづく
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