仕事、上司と部下、チームの関係は人を好きになるほど上手くいく
仕事において「人を好きになる」という事は、おそらく最も大切な事の一つなのではないでしょうか。
周りの人間関係をよくよく考えると、こちらから好きだと思って接している相手は、自分を嫌いになるのは難しいと思います。
逆に、「苦手だな」、「どちらかというと嫌いかな」と思って接していると、必ず相手に伝わるものです。(これがまた不思議なもので)
そして、嫌いな人がいると、必ず仕事はやりづらくなります。
仕事上の人間関係は、無駄な軋轢を起こさず、に越した事はありません。
人をもっと好きになれば、自分を好きになってもらえるのではないでしょうか。
仕事を上手く進める上でもとても重要な力、「人を好きになる力」について考えてみたいと思います。
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・返報性の法則
人は、何かうれしい事をされるとお返ししたくなるそうです。これを『返報性の法則』というそうですが、人間関係を良好にするために常にこの”返報性”を意識しています。
全員が全員、返してくれるわけではないですが、多くの人が何かを返してくれている事に気づきます。
・ギブアンドテイクではなくギブ・ギブ・ギブ
ギブアンドテイクとよく言いますが、どちらかというと見返りを期待してギブするというニュアンスがありますが、仮に見返りを気にせずギブする事が出来たらとても良いですよね。
常にギブするくらいのほうが、人間関係が良好に保てるのではと思うので、相手から反応がなくても落ち込まないようにするのが大事です。
・人間関係を「好きか嫌いか」ではなく「好きか普通か」で分ける
「頑張らなければ病気は治る」という書籍にも書いてありましたが、人間関係は「好きか嫌いか」ではなく「好きか普通か」で捉えなおすと、嫌いだと思っていた人が実は「普通」のカテゴリに入る事も多いのではないでしょうか。
そう考える事で、嫌いな人の事を考えて気をもむ必要がなくなるので、とてもお勧めです。
・人の良いところを見つける
人間誰でも、完璧な人はいません。どこかに、自分が好きになれない部分を持っている事がほとんどです。
人と接するときに悪い部分を見るのではなく、良い部分が見れると、苦手だった人とも徐々に上手く接する事が出来るのではないでしょうか。
・ラックをくれる人という考え方
それでも、どうしても苦手な人がいたら、「この人と付き合っていたから、別の人と出会えた」とか、「この人は自分にない可能性をくれる」という、「ラックをくれる人」というように捉えなおすと、感謝の気持ちがわいてくるので、お勧めです。
・報連相は何気ない「雑談フェーズ」から生まれる
「うちの部下は報告をまったくくれない」と嘆いている方も多いと思いますが、仕事の報連相のような高度なコミュニケーションは、雑談というもっと低いレベルでのコミュニケーションが有ってはじめて生まれてきます。
何気ない会話、あいさつを心がけましょう。
・まとめ:仕事でかかわる人に感謝を
会社員で仕事をしていると、好きな人、苦手な人、いろいろあると思います。
でも考えてみるとすべての人に感謝は出来るはずです。
自分もこれから、もっと人を好きになる努力をしていきたい。
今日はライフネット生命 岩瀬社長の著書「仕事で一番大切な 人を好きになる力」を読んで、思った事を書いてみました。
人間関係を考える上でとてもお勧めの一冊です。
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