パニック障害の不安を取り除くお勧めの方法
「パニック障害」の正体は自律神経の乱れといわれていますが、「予期不安」が起こることにより、不安→症状悪化→不安→症状悪化の悪循環が始まります。
「予期不安」をうまく消していく、不安に対処するには、①抗不安薬を飲む事、②自分で不安を消す事の2つの方法があります。
①抗不安薬については、自分の場合はロラゼパム(ベンゾジアゼピン系の薬)という薬が良く効くようだったので、お守りとして常に持ち歩いています。
そしてもう一つの方法、②自分で不安を消す事については、不安の正体が何なのかを考え、それを消す方法を実践しました。
具体的には、「不安」というのは未だ実現していない事に対するものであり、”9割は取り越し苦労である”という事実を精神科医 樺沢紫苑さんの書籍「頑張らなければ病気は治る」を読んで知りました。
そして同じく、樺沢氏が発信しているユーチューブ動画「不安を簡単に取り除く方法」の中で、不安を取り除くお勧めの方法として、「日記を書く事」を紹介していました。
私は早速、パニック障害の不安を取り除くためにエクセルに1行日記を実施する事にしました。
・その日の状況、「実際に○○で不安になったが、実現しなかった」事
・その日「よかった」事
を書き続けていきました。
そして、その日記を後で振り返ってみると、「不安は数多く生まれてくるが実際には起こっていない」という事実を確認できました。
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言語情報が不安を消す
この「日記療法」は、”言語情報が不安を消してくれる”という医学的に証明された方法として、「認知療法」とも呼ばれています。
日記以外にも、不安になった事を声に出して話したり、「大丈夫」とつぶやいてみたりすると不安は少し治まる事を実感していました。
不安になったときのお守りを持つ
そして、自分は発作が起こりそうな時に、不安を和らげるお守りを3つ常備しています。
自分の場合は①あったかいお茶、②のど飴、③抗不安薬の3つです。
①のあったかいお茶は、飲んだ後に深呼吸をセットでする事で不安を抑えてくれるのに役に立っています。
②ののど飴は、同じく深呼吸と、味覚により不安の事から気をそらす事が出来るので使っています。
そして、この2つでどうしても不安が治まらないときに、抗不安薬を飲んで不安を押さえ込むようにしています。
このように、自分にとって不安を和らげるお守りを持つと、「不安になったらどうしよう」という思考から「不安になったら○○すればいいや」という思考に切り替える事ができます。
「不安になったら○○すればいいや」という思考は、起こってから考えようという事で、不安の正体:9割は取り越し苦労であるという事実をうまく活用した方法として「いいや思考」と呼んで実践しています。
この「いいや思考」も、私が自己流で考えた事ではなく、専門医の書籍「薬なし、自分で治すパニック障害」に書かれていた方法です。
パニック障害で不安を持つ方へ
以上が自分の場合の方法です。
パニック障害の元となる、不安に悩まされている人にお勧めの1例として参考にしてみて下さい。
そして、自分なりの不安をなくす方法を編み出して頂く事を願います。
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