パニック障害で処方された薬と睡眠障害の克服方法
「パニック障害」と診断され、はじめに処方された薬は漢方薬の「桂枝加竜骨牡蛎湯」というお薬でした。
病気の原因は、どうやら過労による慢性的な睡眠不足にあったようで、このお薬の効能はストレスを軽減する一番軽いものと、医師から説明を受けました。
しかし、飲み続けるも一向に効き目らしい効き目を実感できず、睡眠が改善されませんでした。
そこで、すぐに薬の種類を変えてもらい、量を増やしてもらいました。
その時にもらったのが、食後にデパスと半夏厚朴湯、寝る前に睡眠薬代わりにブロチゾラムとリフレックスでした。
これにより、睡眠が十分に取れるようになりました。
ただ、良い日と悪い日がはっきりと分かれていました。
悪い日はなんとなく調子の悪い:不定愁訴が続き、寝る前に発作が起こる日もありました。
そこで、再度薬を検討してもらいました。
もらったのが、食後にロラゼパム・半夏厚朴湯、寝る前にリフレックス、セニラン、レクサプロの組み合わせでした。
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薬が合わないと感じるときは合うまで医師に相談をお勧めします
食後にロラゼパム・半夏厚朴湯、寝る前にリフレックス、セニラン、レクサプロ、この組み合わせに薬を変更してから、日中の不定愁訴の頻度が劇的に減り、睡眠も十分に取れるようになりました。
私の場合はこのように、自分に合う形で薬を何度も医師に相談して、一番良い状態で生活できる組み合わせを見つける事が出来ました。
パニック障害では直る過程で浮き沈み(良い日と悪い日)があるといわれています。
いわゆる不定愁訴(なんとなく調子がすぐれない)には私もしつこく悩まされました。
ただ、薬が自分に合うものに変わってからは、この不定愁訴の頻度が劇的に減りました。
不定愁訴の頻度が多い方は、粘り強く医師に相談する事をお勧めします。
それにより、自分の場合は回復を一気に近づけられたからです。
そして、薬を飲むときは処方してくれた主治医を信頼し、「絶対に効くんだ」と思いながら今も毎日続けています。
薬はパニック障害の患者にとっては心強いお守りです。
いつも発作起こりそうなときに、「発作がおきたら薬を飲めばいいや」と不安をやわらげてくれるからです。
薬が合わず今も苦しんでいる方は、そんな自分のケースを一例として、参考にしてみて下さい。
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