ITプラットフォーム運営についてディレクターが考えるべきこと

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先日、尾原和啓さんの書籍「ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?」を読みました。

この本を読んで、ITのプラットフォーム(フェイスブック、アマゾン、グーグルなど)について比較したり、評価するときに重要な”軸”を得ることができました。

1「共有価値観」
2「純粋想起」

の二つです。どのようなものか、説明したいと思います。

ITプラットフォームの見方①:「共有価値観」

どのようなITプラットフォームでも、プラットフォーム運営企業・参加企業・ユーザーに共通して流れている、”場の空気”のようなものがあるかと思います

楽天には楽天の、amazonにはamazonの空気があります。

これを筆者の尾原さんはITプラットフォームにおける「共有価値観」と名づけています。

そのプラットフォームに参加するプレイヤーが、この共有価値観をどのように持てるかを考えるのが
プラットフォームサービスの提供企業側に求められる、最も重要な事だと思います。

ITプラットフォームの見方①:「純粋想起」

検索といえばグーグル、SNSといえばフェイスブック、コミュニケーションといえばLINE
このように「○○といえば□□」というのを「純粋想起」と言うそうです。

ITプラットフォームは、競合の中でこの”純粋想起”を勝ち取れるかどうかがきわめて重要である事が
語られています

そのためには、参加するプレイヤー企業・ユーザーにとっての共有価値観が何かを明確にし、デザイン・UIなどサービスの隅々までに「すごい」と思える、”どこで切ってもすばらしい”と思えるようなサービスにする必要があると思います

まとめ:純粋想起を勝ち取る為に

自分の運営しているプラットフォームにおいても、まずは共有価値観が何なのかを明確にし、利用者が不自由に思っている部分をなくしていく改善をしていこうと、この本を読んでいて思いました。

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