「起業家のように企業で働く」を読んで感じた事
従業員として働く事と社長として働く事には、大きな違いがあります。
世の中には、社長より従業員として働く人のほうが多いと思います。
でも、いつかは起業を夢見て働いている方も多いのではないでしょうか。
起業を考えて、企業人として働く中で意識しておいたほうがよい事はどんな事なのでしょうか。
その問いに対して、まさにうってつけのような本:「起業家のように企業で働く」を読んだのでシェアしたいと思います。
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やらされ感がない、社会的価値の有る仕事
この本の中で特に気付きを得たポイントとして
①やらされ感なく楽しそうに仕事をしている人は例外なく「起業家」マインドを持って自律的に働いている
②いつまで経っても言われたことしか出来ない人間は、環境が変化すると生き残れない
③企業において上司から適切な問題文を与えられない環境では、自らの頭で「問題文を作りだす」ことが求められる
④中長期の自分がこうなりたいという目標、それをキャリアビジョンという・・・(中略)・・・キャリアビジョンを持つと日々の仕事のやり方がそのビジョンを実現する事につながっていく。
⑤自分の興味・関心の延長上にあるビジョンと組織のビジョンの接点を探す。
⑥(プロのスポーツ選手は)試合でどれだけ貢献できるかを常に考えて、プレーに集中しているはずだ。
⑦今のプロジェクトで自分の役割を果たし、成果をあげることに対して全力で取り組む
⑧最後は、いつでもやめられると思って腹を括って仕事をしているので、とにかく志を実現したいという軸だけはぶらさずに事業に取り組んでいる
⑨企業で働くことの最大のメリットの一つは、豊富な会社のリソース(ヒト、モノ、カネ、ブランド)を使えるということだ。
⑩「成功者」と呼ばれる人たちの人生を見直してみると、「自己承認と自己確立」の時代を経て、次第に「他社承認と感謝」の時代へと変化していくケースが圧倒的に多いということだ。
⑪社内政治:出来るだけ中立でいるほうが良い
⑫仕事でクリエイティブに活躍する人は、プライベートでもクリエイティブに生活している
via「起業家のように企業で働く」
能動的に周囲を巻き込み、自分のキャリアビジョンをもち、会社、社会の求める価値観にビジョンをあわせていくという働き方が、企業の中でも出来るのではないか。
やらされ感のない社会的価値のある仕事を探していくということが大事です。
自分の場合に置き換えてみると、建築とインターネットのちょうど中間に自分の身を置き、会社が求めている自分と、なりたい自分を合わせていく事だと思っています。
そして、いずれ建築家・工務店の集客改善という価値提供サービスの実現が自分のキャリアビジョンです。
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