パニック障害の不定愁訴と不調時の対処法

不調の正体が「パニック障害」である事を断定するには治療の初期段階で、循環器系や内臓疾患、甲状腺疾患などの可能性がないかどうかを省く必要があります

自分の場合は、人間ドッグに行き、心臓病や癌など他の病気の可能性を潰してから治療を開始しました。

他の疾患が無い事により、発作が起こっても「これはパニック発作だ。死ぬ事はない」と冷静に考えられるようになりました。

そして心療内科・主治医の判断が正しい事を信頼する事が治療の第一歩になりました

また、「パニック障害」を克服する過程は、良い日と悪い日を繰り返しながら、徐々に回復していくといわれています。

抗不安薬が効いていても、不調の日もあります。

この場合、「薬が合ってないのではないか」と勘違いしてしまうケースも多いようです

自分の症状と抗不安薬との相性は、少なくとも1週間くらいは試してみての好不調度合いから判断し、主治医に相談される事をお勧めします

自分は、現在では10日あるうちの1日~2日、調子が悪い日が有ります。それ以外は「パニック障害」を発症する前と変わらない体調ですがまだ、抗不安薬は手放せない状況です。

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パニック障害克服過程で併発する症状

この調子が悪い日の症状は、自分の場合は

・肩のこり

・手足のしびれ

・めまい

・吐き気

・頭痛

・不整脈と動悸

・意識が遠くなる感じ

などさまざまな形で現れています。

主に、睡眠不足の日や二日酔い、風邪で体調が悪い等、原因がほかにある場合が自分の場合は要注意な日になっています。

「パニック障害」が直る過程でのこのような不調は、専門的にも良くある事で「不定愁訴」とい呼ばれているそうです。

「不定愁訴」が出ている段階は逆に言うと徐々に回復に向かっているというサインとも言われています。

たった一日、調子が悪いからといって薬を処方されたように飲まなかったり必要以上に不安に思ったりする事のほうが、逆効果との事です

不定愁訴が出ているときは非常につらいので、また「何かほかの病気ではないか」という不安が沸いてきます。つらいですね。

でもこれは典型的な症状と考え、あくまで心療内科・精神科の主治医の指示を信じる事が大事です。

また、長期間不定愁訴が続く場合は、part④でもお伝えしたように薬が合っていない可能性があります。

自分の場合は長期間の不定愁訴に悩まされ、最終的に薬を変えてもらう事でよくなっていきました

パニック障害の克服段階、つらい不定愁訴で悩まされている方は、一つの例として、参考にしてみて下さい。

part⑥へつづく

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